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開院以来36年の信頼と実績
あんじゅ京都カイロプラクティックは、開院以来36年でのべ20万人を超えるみなさまにご愛顧を頂いてきました。有り難いことに、リピート率92%と多くのご支持を頂いております。
1997年
『WFC(世界カイロプラクティック連合)カイロプラクティック世界大会 TOKYO』 において、
DREAM CHIROPRACTIC CLINIC「CLINIC院長」として来場者の治療及び「最終日講師」を担当。
また実行委員として招待講演一部の司会担当
甘党の方は色々なアレルギーが出やすい
これは今の子共達に多いんですが、低血糖症、症とまでは行かなくても、それに近いようなことはよくあります。
今の子供達というのは砂糖をすごく食べます。
缶ジュースを飲むと、一缶に20グラムひどいのは50グラム位の白砂糖が入っています。
ところが、この砂糖が体の中に入ってきますと、砂糖というのはすごく構造が単純なものですから吸収が良くて、どんどん、腸壁を通して血液に入ってきます。
摂った砂糖の量が多いと、血糖値が急激に上がるのです。
そして、さほど時間が経たないうちに又、急カーブを描いて下がってしまう。
血糖が急激に上がりますと、すい臓からインシュリンが血糖の量に応じて出てきます。
血糖の急上昇に対してインシュリンが多量に出てきます。
それからもう一つ、肝臓からは血液の中にGTF(グルコース・トレランス・ファクター)という、ミネラルのクロム、亜鉛、マンガンと結びついた一種のアミノ酸が放出されます。血糖は弱アルカリ性の細胞外液の環境下でインシュリンyGTFと一緒にならないと、細胞膜のドアを通過して細胞の中に入っていけない。
そして血糖は細胞の中のミトコンドリアという器官で、クエン酸回路(クレープスサイクル)を通じて、エネルギー化されるわけです。
生体というのは、あまりに急激な変化では困ることが多いのです。
血糖値でもゆるやかに登ってゆるやかに下がってほしい。
急上昇に急降下、そして糖分を上手に処理するのに必要なビタミンやミネラルと位あった栄養を摂らないということが続きますと、やがて低血糖症になってしまいます。
血糖がいつも低い状態になってしまう。
そうなると、細胞の中にあるヒスタミンが、出やすくなる。
細胞が壊れやすくなるからです。
ヒスタミンが出てしまいますと、血管の浸透圧のバランスが崩れたり、充血したりして、くしゃみが止まらないとか、アレルギーの症状が出ます。低血糖症になると、これらのアレルギー症状というのが、ちょっとしたことで出やすくなります。
例えば、俗に言う杉の花粉症というのは、二十四時間を通して起こるわけですが、一番起こりやすいのは、明け方です。
まだシーンとしている四時か五時頃に、床の中でゴホンゴホン咳を始める。それは、その時間に一番血糖が少ないからです。空気中には杉の花粉はその時間には一番少ないのです。少ないにも関わらず、その時間に発作がおきてしまう。
ということで、血糖とアレルギーというのは関係がある、ということを頭に入れておいてください。
ですからアレルギーを考える場合は、相手が低血糖の傾向にあるのではないか、ということを頭に浮かべておいたほうがいい。
甘い物が好きだと、低血糖になりやすい。
甘党にいろんなアレルギーの症状が、おきやすいということです。